ヒヤリで、はっと気づくことが大切です。

今日は自分が気がつかない、ミスや失敗に気づくことがありそうです。
つまり、何かが起きなければ、気が付けないこともある。

「ヒヤリハット活動」は医療や介護関係の職場などでよく行われている活動です。
今では一般企業にも広がっています。
ヒヤリハットとは、仕事中に「ヒヤリ」とした経験から、「ハット」気づくこと。
重大な事故や災害に繋がる前には、たくさんのヒヤリハットがあるという「ハインリッヒの法則」から、ヒヤリハットの時点で改善して行く必要があるというものです。

その気づきは、時間が経って自分で気づくこともあれば、誰かが気づかせてくれることもあります。
自分のミスを認めて、失敗に気が付いた後は、「何でそうなったんだろう？」って考えますよね。
その時の状況を思い浮かべて分析します。

その時に、気づかなければならないのが、その時の「感情」です。
どこか上の空になっていたり、嫌だなというネガティブな感情になっていなかったか。
イライラしていたかも知れない。
失敗の裏側には、その元となるミスがある。
失敗は、「自分の心模様」が原因となって起きていると、気づかせるために起きている現象です。

今日は、そんな「気づきを得る」ためのカードが出ています。
OSHIO禅タロットカードは、「大アルカナⅩⅥ。稲妻」。
惟神カードの言霊は、「幸魂（さきみたま）を祈る」です。

大アルカナは、とても重要なメッセージを伝えるカードです。
「稲妻」は、気づきのカードです。
座禅を組んでいる自分に、稲妻があたり、小さな自分（自我）が落ちていく姿が描かれています。
恐いカードのように見えますが、自分の中には炎がともっていることから、「自分にいらない物が落ちて、大切なものに気づく」という意味が込められています。

「ネガティブな思いに執着し続けていると、雷が落ちますよ」というメッセージかもしれません。

「幸魂を祈る」は、行動を示しています。
幸魂とは、「あなたの中にある人を幸せにするチカラ」です。
また、幸魂は、人を幸せにもしますが、自分も幸せにします。
自分の縁でしか、幸せになれない人も存在するということに気づいて、その人の役に立とうとする気持ちで行動してみて下さい。

今日は、日本の密教カードも引きました。
「十一面観自在菩薩」です。

「十一面観自在菩薩」が全方向を向いているのは、苦しんでいる人をすぐに見つけるためと言われています。
そのメッセージは、「物事を良い方向に変えていきましょう」です。

相手に対する悪い感情を、削ぎ落として人間関係を改善して行くことが大切です。
自分と人が違っていることは当然のこと。
相手を許し距離を置くことで、よい方向に変わって行くでしょう。

今日のあなたに贈るメッセージ

重大な失敗に繋がりそうなミスに気が付いた時、ホッとすると同時に、気づかせてくれた人が、神様に見えて感謝の気持ちが湧いてきます。
自我が削ぎ落とされた後に残るものって、「感謝」なのかも知れませんね。

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