あなたの宝物は使うから価値がでる。

「お金は生きているうちに使わないとな。墓場まで持って行けるわけではないから」
人生の先輩は、よくそう話していました。

必要な時に、自分のために使わないとどうなるか。
当然、残された遺族で分けられます。
そこでは、よく喧嘩が起きやすいもの。
家族が絶縁状態になるケースも少なくありません。

お金は、生きて自分がまだ管理できるうちに、家族や人のために使ったほうがいい。
自分が介護になった時は、自分や家族のためにそのお金を使ってもらいましょう。

今日のカードは、「けち」です。

お金や自分の行動を惜しんで、何もしない人を差す言葉です。
人のやったことに対して、難癖をつけることも「ケチをつける」と言いますよね。
いずれにしても、あまり美しい行為には見えません。

自分の中にある、執着やこだわりに目を向けて下さい。
という意味のあるカードです。
お金も身体も、生きているうちにしか使えません。
あなたが必要なのに手放せない物はなんですか？
愛着も過ぎると、けちにしか見えません。

惟神カードの言霊は、「融通無碍（ゆうずうむげ）」が出ています。

融通無碍には、「物事や思考に対して偏り過ぎず、柔軟に対応する」という意味があります。
何かこだわり過ぎていることはありませんか？
「自分はこうだ」と決めつけて、柔軟に考えられない状況かもしれません。
余計な思考や物を手放して、自分と違う価値観もあるということ確認してください。

融通無碍には、物事を広く見渡して、障害をすり抜けるすべを伝えてくれています。

今日のあなたに贈るメッセージ

介護（物として残らないこと）にお金を使うのは、覚悟がいるかも知れません。
自分に出来ないことを人に頼むことに、罪悪感を感じることはありません。
感謝をしてお金を払うことは、自分もその立場になった時に、必ず自分に還ってきます。

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