自分に嘘をつくと、いつまでも心は満たされない。
私は、普段、人の相談をうける仕事をしています。
雇用されてお給料をもらう方の仕事ですが、同僚の中には仕事をよく選ぶ人と、気にしないで受ける人がいることがわかります。
とちらも、自分に嘘をついているわけではなければ、OKだと私は思います。
自分の許容範囲で仕事をするということも大切なことだからです。
日本人は、受容性が高い。
組織の中では、上司の指示は無意識に、従うものと思い込んでいます。
社会現象を起こしたドラマ「半沢直樹」の、半沢部長のような上司はめったにいません。
仕事を選ぶ人は、評価が低く見られがちです。
だから、自分に嘘をついて無理をしていませんか?
チャレンジ精神や愛社精神の問題ではなく、誰もが経験の積み重ねの中で能力はあがり、出来ることも増えている。
それを見極める上司が居ないなら、自分の面倒は自分でみるしかないのです。
今日のカードは、「自分の嘘に気づく」ことの大切さを伝えています。
惟神カードの言霊は、「心を満たす」。
OSHIO禅タロットは、「雲の6.重荷」です。
幼い頃に教えられた、「○○すべきだ」「○○すべきではない」という、親や社会から教えられた価値観が重荷になっているようです。
「雲」は心を表すカードで、「重荷」には権力者を担いで、ボロボロになって上に登っている姿です。
「心を満たす」は、「心を満たすことを見つめる」ということです。
幼い頃の心は繊細です。
心を満たすために、自分を偽ってきたかもしれない。
自分を偽り続けていては、いつまでも心は満たされません。
満たされない心は、心に穴が開いているのと同じ。
それを埋めようとして自分らしくない行動をとってしまい、自分を傷つけてしまいます。
自分の心を満たすには、どうしたらいいのか。
それは、自分に嘘をつかないことなのかも知れません。
今日のあなたに贈るメッセージ
自分の心を満たすことを考えましょう。
誰かに誘われても、気分がのらない時は断る勇気をもってくださいね。