寂しさと独りあることの違い。
寂しさと独りあることの違い。
ひとりでいる時、人は「寂しい」と感じる時と、「気楽だ」と感じる時があると思う。
寂しいと感じるのは、他者の不在から来るネガティブな感情で、「気楽だ」と感じるのは、自分から独りを楽しみたいと思うポジティブな感情です。
家庭を持つ人の中には、夫婦で居ても、子供たちが巣立った後、途方もない寂しさを感じて”抑うつ”になる人がいます。
子供だけではありません、大切なペットが行方不明になったり亡くすことでも同じです。
”空の巣症候群”や”ペットロス”と言われていますが、もしあなたが今、そういう状況に直面し長引いているとしたら、「独りあること」の見方を変えていく必要があるでしょう。
”独りある”ということは、大切な人を忘れることではありません。
自分自身に向き合い、自分の持つ強さを信じて生きることです。
OSHIO禅タロット「大アルカナⅨ アロンネス(独りあること)」
このカードの人物は、真っ暗な道を自分の内側から発する光を頼りに歩いています。
ブッダは、弟子たちに「自らの光となりなさい」と教えました。
私たち一人一人が、自分の道を切り開く能力を持っています。
人に訊いても答えが得られない時は、自分自身を見つめなおす時です。
惟神カード「神に祈る」
「独りあること」と「神に祈る」は逆説のように思えるかもしれない。
でも、それは違います。
神様は、よき相談者であり、あなたの求めるものを持っています。
あなたが独りあるときも、いつもそばにいてあなたをサポートしてくれています。
もし、何かを我慢しているのであればそれを伝え、「自分が救われますように」と祈って下さい。
迷った時には、道を求めてください。
神様はあなたの真剣な祈りに答えをくださいます。
神様はあなたの中にいます。
あなたの中で光を発しています。
もっと見えない力を信じて、これから起こる現実を受け入れる準備をしましょう。
今日の2枚のカードのテーマは、「あなたの中にある強さを信じる」です。
「相手がいてもいなくても、満たされる自分になるには、自分自身を認めることが必要です。あなたの心の声と対話しながら、自分の道を見つけましょう」